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2008年2月 9日 (土)

CANON A-1 露出計の調整

ジャンクのA-1を入手。お決まりのシャッター鳴き、ファインダーの汚れ、露出計の異常、モルトの痛みと、四拍子揃っています(笑)。シャッター鳴きの修理は分解本やネットなどで方法が紹介されてますので、とっても有難いですね。モルトの交換も簡単です。ファインダーの汚れはシャッター鳴きを修理するときに、アイピースとスクリーンを外すので、その際に綺麗にすればいいでしょう(今回のA-1はプリズムとコンデンサーレンズの間が汚れていて、修理不能で、まあ実用上は問題ないので諦めました)。でもって露出計の異常ですが、正常なA-1と比べるとかなりオーバーに出ます。今回はこれを調整したので、その調整方法をUPしておきます。

20080209_01

①画像では、正常なA-1の露出値は、シャッター1/60s、絞りF2.8。調整する前のA-1はシャッター1/4s、絞りF3.5。ということは3.5段ほどオーバーになります。プリズムの上にある基盤に可変抵抗が3つ(「上」・「中」・「下」とします)ありますが、赤丸印の「中」と「下」を調整します(「上」は調整しても変化なかったです)。

20080209_02

「中」を動かしてみます。時計回りに約1/2動かしてみました。この位置で絞りが1段ほどアンダーな値が出ました。

20080209_03

「中」は元の位置に戻して、「下」を動かしてみます。今度はかなりオーバーに出ました。

20080209_04

②と③を踏まえて、「中」と「下」を調整します。④画像のようにしました。これで正常なA-1と同じ露出値が得られました(どうも「下」が大雑把な調整用、「中」が微妙な調整用といった感じです)。

20080209_05

このA-1のシリアルは105xxxxです。シリアルにより内部に違いがあると思うので、全てのA-1に当てはまるものではありませんが、参考にはなるかなと思います。また露出がおかしくなった根本は電子部品の劣化だと思いますので、応急処置的なもので正確な意味では解決になっていません。将来的にはまた調整が必要になるでしょう。でもまあメーカーに修理出しても部品はないでしょうから修理不能のジャンク。一応こんな対応でも使えないものから使えるものになるのですから、きっとカメラも喜んでくれるでしょう。

などといかにも「使える」と謳ってますが、まだこれで写真は撮ってないので、正しく写るかわかりませんけど、まあシャッターも簡単ですが確認したので大丈夫でしょう。後日フイルム1本撮って結果はまた追記しておきます。

○追記○

露出調整中気づかなかったのですが、どうもレンズの開放F値がボディに認識されないようです。F1.4のレンズなのにF1.2と表示はおかしいですもんね。また分解調査する必要が出てきました。

○追記2○

撮影結果は現状問題なしでした。濃度も概ね揃っていますので、大丈夫でしょう。ただ追記にもありますが、開放F値(最小も)が連動していないので、プログラムAEでは実際のレンズの開放F値とをファインダーで考慮しながらシャッターを切らないといけないので、絞り優先AEかシャッター優先AEで使うのが安心です。

尚、開放F値が連動していないのは、値を伝えるフレキが破損していたためでした。多分私が破損させてしまったのかと思います(反省)。復旧を試みたのですが、結論から言うと駄目でした。フレキを取り除いてコードで接続するも、ちゃんとファインダーに値が出ません。もともと駄目だったのかも知れませんが原因不明。結局分解組み立てを30回くらい行いましたので、コードもフレキや基盤もぼろぼろになってしまいました。一応は動くのですが、内部は大分汚れちゃいました(動くのが不思議なくらい:笑)。まあこれからは今後の教材として役立って頂きましょう。

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