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2008年3月21日 (金)

CANON HIGH POWER Ni-Cd PACK FN 充電池交換

キヤノンNewF-1のモータドライブFN用「ハイパワーニッカドパックFN」のジャンク品を入手。ジャンクの理由は動作未確認の現状渡し。動作未確認というよりモードラとボディが無ければ確認できませんからね。まあ動作確認したとろこで、中の充電池が駄目になっていることは、凡そ想像できます。試しにチャージャーで充電してみると、一応ランプは点いて充電はしているようですが、充電後モードラに付けて動かすも、フイルム3本くらいで止まってしまいました。ということで充電池の問題であることが分かりましたんで、中の充電池を交換してあげることにしました。

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張り皮を剥がし(張り皮は左右?前後でしょうか?は強固に貼り付いています。ビス位置を確かめるためにすべて剥がしましたが、上画像のビスのある位置だけ捲ればOKだと思います)蓋を開けてみます。モルトが朽ちて、充電池からは粉をふいてます(汗)。

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充電池を引き抜く前に、基板にある赤と黒のリード線を外します。外す前にリード線の付いてる場所を記録しておきましょう。

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充電池を取り出した図です。この個体の場合、充電池が中で貼り付いていたようで、カバーにあるビス類を外して金具類と一緒に引き抜きました。

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新しい充電地を用意。上の画像のものを購入(1.2V 700mAh)。サイズは単三電池とほぼ同じものなのですが、ケースの収め方を工夫すれば(別にそっくり同じにする必要はないと思うので)、もうちょっと容量の大きいものや代用品でも大丈夫ではないかと思います。この辺り電気についてお勉強が必要なところです。

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上のようにラグ端子を半田付けします。充電池に熱を加えないようにラグ端子の先端あたりに半田を付けます。私は半田付け部分にフラックスを塗って付きをよくしました。なおプラス・マイナスをくれぐれも間違えないようにですね。

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オリジナルと同じように組んでみましたが、巻いたテープの厚みでケースに収まりませんでした。

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そこでテープを一旦剥がして、上の画像のように収まるようにテープを少なく貼り直しました。リード線の接続は上画像のように行います(画像中にも書きましたが、リード線を長くしないと作業できません)。接続はプラスとマイナスを間違えないようにしましょう。私は手持ちが黒しかなかったので黒同士を使いましたが、赤と黒を使うのがよいですね。

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ケースに収めた図。すんなり抵抗なくガタなければOKでしょう。ガタが気になるようでしたら、モルトやテープで隙間を埋めるのも良いかと思います。蓋をする前に、オリジナルと同じように上画像の部分にモルトを貼っておきます。

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基板側の接続部分とリード線の処理です。半田付けする前に適当な長さに切っておくのもよいし、また取り出した時のことを考えて、長いままにして下の空きスペースに丸めて突っ込んでおくの手です。ただあまり奥に入れると、縦位置レリーズなどの部品に触れる恐れがあるので要注意です。

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張り皮を付けて完成。充電して単三パックと動作を比べてみると、巻き上げ巻き戻しとも同じ感触です。資料を見ると充電は5.5~7.5時間。常温で2000枚くらいレリーズできるようです。実際これは試していません。そんな貴重なNewF-1を耐久テストしたくありませんのでね(笑)。長い期間放置と使用を繰り返して実用十分なら完璧と評価しましょう。ちなみに費用の方ですが、ニッカド充電池12本で8000円ほど掛かっています。本体の購入値段を含めるとお買い得感は無いです。むしろ損したような気持ちにもなります。がしかし使えないものを使えるようにするのがこのブログの趣旨ですからね。これでいいのだ(バカボンのパパ風:笑)と納得するのです。

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コメント

はじめましてJWC様
当社、中古カメラを中心に札幌でカメラ店をしております カメラの光映堂と申します。
お客様よりキヤノンNewF-1のモーター用バッテリーパックの電池室腐食で交換を依頼されまして調べていたところJWC様のHPにヒットしました。お取り引きしております修理業者さんではNicd電池の入手ができなく今の販売されておりますニッケル水素電池ではパワーが違いすぎるとのことで困っておりました。おそれいりますが修理依頼、もしくは電池私共にを分けていただけませんでしょうか。よろしくお願い致します。
        カメラの光映堂 飯野和久      

投稿: カメラの光映堂 飯野和久 | 2010年3月26日 (金) 10時30分

はじめまして、カメラの光映堂飯野様、管理人のJWCです。コメントありがとうございます。お問い合わせの件、結論から申し上げますと、お引き受け不可ということになります。私も素人ですし仕入と言っても普通のお店なんです。お困りということですので、ご協力できればと思うのですが、申し訳けございません。

電池についてですが、私の購入したニッカド電池はサンヨー製のもので、秋葉原のミマツ音響さんから通販で購入しました。しばらく前に購入したので、念のためさっきHPをみてみました。残念ながら同じ製品(1.2V 700mmA)はありませんでしたが、容量の違う1.2V 1100mmAがあります。多分ですがこれが使えるのではと思います。また違うメーカでサイズが違うのですが、同じ1.2V 700mmAの製品がありますので、これを使ってみる手があります。サイズが違うので予めダミー電池を自作して入るか試す必要がありますが。

私は電気について詳しくないので素人考えで確固たる根拠はないのですが、最悪壊れても自分に跳ね返るだけで誰にも迷惑がかからないという安心がありますので思い切りできます。お客様を相手ですと失敗が許されないので厳しいところですよね。

そんなことですので、とりあえず参考程度にと思って頂ければと思います。あまりお役に立てず申し訳けありませんが、また何かありましたらお問い合わせください。

投稿: JWC | 2010年3月26日 (金) 11時48分

こんにちは
一昨日参考させていただきまして、無事に換装終了いたしました。こちらほど綺麗に上がりませんでしたけど。1.2V-1000ahを使用いたしました。
多分、Ni-MHでも問題ないと思いますけど。。。
電気はあんまり、でも、個人修理であれば、壊して元々ということで。ちなみに単価は¥220(タブ付き)でした。ジャンクの本体と、電池送料入れて¥7,000位かかりましたけど。元気に動いています。また、A-1用のNi-cdも昨年Ni-MHの9V500mah2個をばらして何とか組み込みました。ニッケル水素でも、問題ないようです。ちなみに、充電は、模型用の14セルまで可能な充電器を利用しました。(あくまでも個人的ではありますが)
 ところで元々のFNのNi-cdの容量ってどれ位なんでしょう?

投稿: bigcarina | 2010年5月24日 (月) 15時08分

こんばんは、bigcarinaさん。管理人のJWCです。無事に換装終了とのことで、よかったですね。bigcarinaさんはいろいろとチャレンジ工夫されているようで、Ni-MHの9Vの電池をばらして中身を取り出したということですかね?う~ん私には真似できそうないので、これはすごいなぁ~と感心しております。

元々のFNのNi-cdの容量についてですが、残念ながら私にもわかりません。充電器のOUTPUTに90mAや75mAとあるのですが、これはあまり関係なさそうですね。

想像ですけど充電中にプラグから出る時間当たりの電流をマニュアルにある充電時間で割り返すと、電池の容量が出るような気もしますが、どうでしょうか?もしくは今の充電池で満充電の容量をその時に掛った時間で割れば、電流の値がでるので、それをマニュアルにある時間をかければオリジナルの電池容量がでる計算ですかね?

ただマニュアルにある時間をみると2~5時間(ハイパワーの方は5時間でしょうか?)と幅があるし、充電中にプラグから出る時間当たりの電流なんてものをどうやって計るのか、なんですけど。

まあまったくわからないので、このような想像をしてみたのですが、あんまり参考にならないですね。ごめんなさいです。また何かありましたらコメントくださいませ。

投稿: JWC | 2010年5月24日 (月) 21時06分

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