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2008年9月

2008年9月22日 (月)

NIKON FM10

ニコンFM10。まだ現行機種だったんですね。がんばって販売を続けて欲しいものです。まあこのFM10はニコンというより別のメーカー製という色合いが濃く、今まで発売されたMF一眼レフでは姉妹機のFE10と並んでニコンらしくありません。

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一見綺麗そうなのですが、ボディグリップ部がベトベトです。表面のゴム皮膜が溶け出し手に持つと気持ち悪くこれでは写真を撮る気になりません。

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裏蓋もご覧の通り。表面が剥がれて消しゴムのカスのようにポロポロと剥がれ落ちます。アイピースも表面のコーティングが剥がれています。こんなに弱いものなのでしょうか。

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右手グリップ部です。べとつきで埃が多く付着しています。まあハエ取り紙よりはマシでしょうけど(笑)。F3より採用された(と思う)ニコン象徴の赤ラインも剥がれてます。

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左手も同様ですね。縦位置に構えたとき左手の人差し指でホールドしますが、やっぱり気持ち悪いです。

ではこれらのベトつきを除去して写真を撮りたくなるようなFM10にしましょう。

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裏蓋を外すために底板を外します。ビス4本を外すとこのように底板が取り外せます。とりあえず電池蓋も外しておきましょう。上画像ではビスをセロハンテープで止めています。適当な空きケースが無かったのでこのようにしました。

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裏蓋のヒンジ部分。上画像のように竹串などを使って軸を抜きます。それほど力は必要ありませんがゆっくり慎重にやりましょう。なおシャッター部は厚紙やプラ板で保護して作業中に膜を傷めないように気をつけましょう。

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軸が抜け裏蓋が分離できました。この軸は上側が面取りしてあります。恐らく差し込みし易いようにかと思います。

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グリップ部分を剥がします。セルフタイマー、絞り込みレバー、そして画像にはありませんがストラップの吊り金具、これを外さないとグリップが剥がせません。それからグリップは非常に強力な両面テープで貼り付いてますので、グリップを割らないように慎重に捲り揚げましょう。捲るのはボディ側面からがよいと思います。

私はここでちょっと失敗1点。外す部品の吊り金具。外し忘れて捲ったら吊り金具の入る穴部分に割れが入ってしまいました。接着剤とパテで固定し仕上げたので目立たなくなりましたが迂闊でした。それから失敗ではないのですが、恐らくこれは消耗品と思うのですが、セルフタイマーの飾りカバーです。これを剥がす際にこのカバーに傷がどうしても入ってしまいます。メーカーでメンテナンスする場合は多分カバーは新しいものに交換するのだと思います。なので失敗とは思っていませんが、う~んどうでしょうか。

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さて塗装し直したグリップです。まずまず綺麗に仕上がりました。EOS5のグリップの時に使ったラバースプレーで対処しています。今回は下地処理をしましたが実際使ってみないと強度はわかりませんが、まあそう思って丁寧に使ってみましょう。赤のラインはエナメルの赤塗装で筆塗りです。ちょいとデコボコしてますけどまあそれほど見苦しくないので良しとします。それからセルフタイマーの飾りカバーですね。これはボディ張り皮を貼り付けました。ちなみに6mmです。

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裏蓋です。綺麗になったでしょ・・・と言いたいところですが、塗装中にラバースプレーが空になってしまい中途半端な状態で仕上がっていません。そんな訳けでリコーのXRー8 SUPERから拝借して取り付けました。XR-8は裏蓋交換式。無加工でFM10に取り付けられます。ただ逆は駄目なんですね。FM10からXR-8には取り付けできません。デート接点部分の処理が若干違うので残念ながら蓋が閉まりません。

ファインダーアイピースのコーティングですが、クルーニング液で拭いたらどんどんコーティングが落ちていきます。なんだかなぁ~。まあ撮れる絵には影響ないので全てコーティングを剥がして良しとします。

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裏蓋は仕上がってませんが一応これで完成とします。薄型の50mmF1.8を装着してみました。なかなかコンパクトでマッチしています。FM系統らしく?ファインダー表示は+○-表示。シャッタースピードも絞り値もファインダー内で確認できませんが、露出の勉強には良いボディです。お安く学生さんにお勧めのカメラです。

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2008年9月20日 (土)

PENTAX SMC PENTAX-M50mmF2

開放値がF2。標準レンズの一番お安いレンズ。こういうレンズはお安いボディに似合うということでMV-1と合わせてジャンクで入手。MV-1はまだメンテナンス中(機会あればUPします)ですが、今回はレンズのメンテをUPします。

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ジャンクの理由はやはりカビ。外観は新品並に綺麗。内部はカビ。想像するにはほとんど使わず長い間筒型のレンズケースに封印されていたか、カメラに付いた状態でカメラのソフトケースに入れられ押入れに仕舞ってあったか、まあそんな所でしょうかね。

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このような状態まで分解すればレンズ内部の掃除は出来るようになります。ちなみにフィルター枠を外さなくても出来そうなのですが、この個体は前玉ユニットがベースに固着して外せなかったので、絞りユニットごと取り出して緩めたのですが、その前に硬いのでフィルター枠外しておかしいなと思いながら工具を当てて力いっぱい回したら、外れたのはよかったのですが、絞りユニットが固定されているネジ部分がずれてしまい傷が付きました。見た目はよく判らないのですが、ちょっと失敗しました。

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分解前の前玉のカビ状況です。絞りの前にあるようですが内側にもあるようです。

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絞り直前の面の状況です。カビてますね。綺麗にふき取ります。

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内側の掃除をします。押さえリングを外します。緩み止めされていますがゴム手袋をして少々力を入れれば回りました。心配なら緩み止めを少量のシンナーなどで溶かしてから回すのがよいでしょう。リングを外すとレンズが取り出せますので、汚れている面をお掃除し綺麗にします。幸い取り出したレンズだけの汚れでした。

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今度は後玉の状況です。前玉に比べてカビは少ないのですが、絞りの直後の面だけではなく内側にも汚れがあるようです。

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後玉ユニットです。絞りの直後の面。やっぱりカビてますので綺麗にしておきます。

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リングを緩めるとリングも付いていっしょに外れます。このレンズに汚れがありましたので綺麗にしてまた取り付けました。これでカビの除去は概ねできましたので、あとは全て組み付けての完成です。

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完成したレンズをKマウントボディに取り付けて記念撮影。まあしかしカビレンズ。いくらカビをふき取っても一旦カビたのはコーティングに影響ありますね。コーディング斑もあるし埃の混入もありとても新品同様にはなりません。残念ですが。まあそれでも撮影にはほとんど影響ないレベルの汚れ。十分な写りを期待できます。

あとでデジタル(istDL)で試写してきますので結果をUPしたいと思います。

○追記:テスト撮影です。申し分ない写りです。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_pentax/jwc_test_20080925_pantax_m50f2_01.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_pentax/jwc_test_20080925_pantax_m50f2_02.html

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2008年9月18日 (木)

OLYMPUS PEN EE-3

小さいけど重みのあるカメラ。オリンパスペンEE-3。ピント調節不要の固定焦点方式で、ジャンク籠の中に山とあるプラスチックコンパクトカメラと同じようなものですが、ズイコーレンズ搭載に金属ボディと優れたデザインで、ジャンクと云えどきちんとした商品陳列棚にふさわしいカメラです。

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入手したこの個体は、レンズにカビ、ファインダーカビ、モルト朽ち果て、裏蓋ヒンジ部分の錆び。しかしシャッターは切れるし、セレンも生きている様子。なのでジャンク度は中の下(そんな度数あったかな:笑)。

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ではまずレンズのお掃除。銘板リングを外します。カニ目穴がありますが、このリングはプラスチックなので工具を当てると痛みが大きくなる可能性があります。こういう場合はゴムアダプターで回しましょう。

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レンズユニットを外します。これもゴムアダプターを当てて回すと外れます。無限を気にすることなく外せますのでおき楽なものです。

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取り出したレンズ。やっぱりカビてます。

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フジのクリーニング液でカビを除去し、無水エタノールで仕上げます。綺麗になりました。

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ファインダーの掃除をします。トップカバーを開けます。巻き戻しクランクを外し、基部のビス2本と、ボディ側面のビス1本を外し、ゆっくりカバーを上に持ち上げます。

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トップカバーを開けると内部の部品が露出します。シャッターボタンと巻き戻しクランク軸が外れますので確保しておきましょう。シューに白のリード線が来てますから断線に注意するか、邪魔なら半田コテを当てて外しても良いかも知れませんね。

ファインダーは黒い紙でカバーされています。これを剥がしてファインダーの中を掃除します。デリケートな部分はなさそうですが、ブライトフレームは強く擦らない方が良いでしょう。ファインダーの黒い紙はカビ臭いので黒画用紙でコピーを作り差し替えました。この黒画用紙はフジカGS645で蛇腹を作りましたがその材料の余りです。ファインダーの掃除が終わったら他の部分の汚れなどお掃除してからトップラバーを取り付けます。

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裏蓋ヒンジ部のビス2本を外すと裏蓋とボディが分離できます。その際フロントの張り皮を剥がしておきます。全て剥がさずビスの部分だけでも良いのですが、この個体は剥がした部分がちょっと汚かったので、全て剥がして再度両面テープで貼り付けることにしました。

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ヒンジの部分の錆び(腐食)がすごかったので、耐水ペーパーで錆びと塗装を落として、ラッカー系の黒ペイントをして仕上げました。筆塗りですが斑も目立たず綺麗になりました。モルトをすべて貼り直し完成です。

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さてさてハーフサイズカメラ。24枚撮りフィルムだと48カットも撮れてお得なものですが、1時間やそこらでは撮り切らないでしょうから、12枚撮りフィルムを買って試写しようと思います。しかし12枚撮りフィルムって最近見かけないなぁ(汗)。

○追記:試写の結果をギャラリーにUPしました。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_olympus/jwc_test_20081003_olympus_pen_ee3_01.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_olympus/jwc_test_20081003_olympus_pen_ee3_02.html

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2008年9月17日 (水)

RICOH AUTO HALF SE2

リコーオートハーフSE2を入手。裏蓋をみると何かの記念品らしく○○社という名が入っていました。

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外観やレンズはそこそこ綺麗なのですが、ファインダーにカビと少々のクモリがあり、裏蓋を開けるとお決まりのモルト劣化ですごい状態です。

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「これでもか」というくらいモルトが貼ってあるのですが、そんなに必要なものなのでしょうかね。しかし画像では伝えられないのですが、カビのような独特の匂いが強いです。

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とりあえずファインダーのお掃除のために前カバーを外します。特に難しくはないのですが、隠れてる場所にビスがあるので、それを見つけるのがポイントでしょうか。シューカバー下の3本と三脚ネジ穴の中に1本ビスがあります。まあこの程度でしたらすぐに見つかるでしょう。あとレリーズボタンを確保するのと配線に注意することですね。

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ファインダーブロックを外します。ビス2本で固定されています。

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上画像のようにファインダーブロックのカバーを外すと中がお掃除できます。ビスが1本あります。カバーは部分的にボンドでも固定されていますので、ゆっくり慎重に捲ります。

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裏蓋を外して付着したモルトを全て取り除きます。裏蓋はモルトでさび付いていたので、上画像のように耐水ペーパーで擦って綺麗に取り除きました。圧板は簡単に外れますので作業前に外しておきます。尚、この時点であのカビ臭さは無くなりました(嬉)。

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つや消し黒でスプレーして仕上げておきます。お天気のよいときに塗装します。

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裏蓋に貼るモルトですが、紙などを使ってどのような形になるか試しに作っておきます。こうすると失敗なく出来ると思います。正確な寸法はノギスなどで計っておきましょう。

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綺麗に(でもありませんが:笑)貼り直したモルトです。大体こんなところでしょうかね。まあこれでオッケーかは写真撮ってみないと分かりません。

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一応完成したオートハーフSE2です。テスト用のフイルムで一通り動作確認しました。ゼンマイ巻き上げOK。シャッターも絞りもきちんと動作。ファインダーの中の露出警告マークも出ます。セレンは生きている様子。また後でテスト撮影してきましょう。

○追記:テスト撮影です。オートによる露出はネガの濃度を見る限り問題ありません。それよりもシャープ感があり、とても良いレンズだと思います。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_ricoh/jwc_test_20080925_ricoh_se2_01.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_ricoh/jwc_test_20080925_ricoh_se2_02.html

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2008年9月14日 (日)

SIGMA MIRROR-TELEPHOTO MC 600mmF8 (SR)

SIGMA MIRROR-TELEPHOTO MC 600mmF8 ミノルタSRマウント。強烈なカビとクモリありで、そのままボディに付けてファインダーを覗くと白い世界の広がるレンズであります(笑)。

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レンズ開口部、補正板の表面はご覧の通り。これカビをふき取ったところですが、コーティングが見事に落ちています。カビの威力はすごいですね。

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マウント側には差し込みフィルターがありますが、これもご覧の通り。枠が壊れてまっぷたつ。実は引っこ抜けなかったので、無理に引っ張りだしたらこの始末。

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クモリはこのレンズ。レンズというよりこれは反射鏡のようなものなので副鏡なのすが、ほとんど真っ白になっていました。上の画像は研磨にてクモリを落とした状態です。

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このようにレンズをスリ割りのある押さえリングとOリングが下画像の枠に入っています。

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枠は補正板に接着されているのですね。ボンドでくっついてるだけでしょうか?

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副鏡はクモリだけでなくて腐食もあります。外周の一部なのでそれほど影響ないものと考えますが・・・。

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研磨してクモリを除去したものです。これを戻すとファインダーの白さが見事に改善されたのですが・・・。

やはり実際のところほとんど使えないレンズでした。なんともピンの山が掴めず眠たい画面。実際の写りも眠たい芯のない絵。なんとも気持ち悪いです。クモリの面は研磨したとは言え素人の研磨。実際クモリはレンズ表面を侵食し滑らかではなくなります。そこを少々研磨したところで滑らかな面にはなってくれません。やはりきちんと磨かないと芯のある絵は出せないでしょう。

そんな芯のないサンプル画像をギャラリーにUPしておきます。こんな絵です。実用としてそれなりの絵を期待したいのであれば、こういった症状のレンズは買わない方が賢明かも知れませんね。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_minolta/20080914_01.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_minolta/20080914_02.html

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2008年9月 8日 (月)

NIKON N.K.J. NIKKOR-P Auto 10.5cmF2.5

外観擦り傷多く、前玉は綺麗なものの中玉を観察すると水滴状の白い汚れがポツポツ多くみられます。ピントリングのビスも辛うじて残っている1本のみで支えている状態でグラグラしています。後玉もヘアライン状の擦れもあり、さらに絞り羽根に油浮きがあり動作が干満です。

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N.K.J. NIKKOR-P Auto 10.5cmF2.5。1960年代、ニコンFの時代のレンズ。金属筒の重厚な作り。なんとか使えるレベルにしようと思います。

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このレンズを使う上での問題は二つ。絞りの不具合とピントリングのビス欠落です。絞りの不具合は撮影結果にモロに響きますし、ビスの欠落はこのまま使っていて最後の1本まで無くなってしまうと、ピント操作が出来ず撮影断念となってしまい、まさに致命的です。精神的には中玉の汚れなんですけど、ボディにつけてファインダーを覗く限り、拭かなくても問題なさそうです。では分解です(一応分解前に外観など出来るところは全て清掃しておきます)。

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まず、ピントリングから外します。通常3点止めなのですが、2本欠落のため1本しかありません。その貴重な1本を外し、スカロップのピントリングを外します。リングの内側には砂埃など油に混じって張り付いて汚れてますので掃除して綺麗にしておきます。

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フィルターリングを外します。上画像の矢印部分に小さなビスがあります。これで固定されていますので、外して確保しておきます。緩めるだけではネジ山を傷つける恐れがあるので外すのがベターです。組み立てるときは本体側(丸印部分)の穴に合わせてねじ込みます。

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前玉側の枠をゴムを当てて(ゴム手袋が良いです)手で持ってねじるとユニットが緩んで外せます。絞りの手前の面がこれで掃除できます。

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肝心の水滴状の白いポツポツ汚れですが、てっきり絞りの前の面かと思っていたらその内側の面でした。この部分は貼り合わせのようなのでお掃除は難しそう。塗装を落として合わせ部分を確認すれば良いのですけど、無理に実行してどうにもならなくなっては修理としては失敗ですので、それほど撮れる絵には影響なさそうなことから、汚れ落としは断念し絞りの不具合に移ります。

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さて絞りはどっちからアクセスするのか?。とりあえずマウント側から見てみます。後玉の保護と遮光のためのカバーがあります。これを外してみます。しかし中を覗いてみてもカニ目リングなど外せるものがありません。絞りリングもビス1本ありますが、どうやらこのビスは位置決めピンのようです(違うかな?)。

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やっぱり前側からアクセスかな?ヘリコイドを無限遠から近距離側に少し回してみます。無限遠のときに少し見えていた筒部分のビスが完全に現れました。このビス3本を外すと上画像のようにごっそりユニットが取り出せました。

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後玉ユニットを分離します。ねじると簡単に回って外せました。これでユニットに残ったのは絞りと動きを制御する機構部分だけですので、このままベンジンのプールに浸して油を除去。ベンジンを乾燥させて動作を確認。スムーズに動くようになりました。

あとは逆順に組み立てて完成です。組み立て時のプチ注意点1点だけ。絞りユニットを組み込む際には、2ヶ所ある突起部分(絞り連動機構)を受け側のキーに合うように差し込むこと。ゆっくり丁寧にやればそう時間は掛かりません。組み込んだらレバーを動かしてきちんと絞りが動作するか確認しておきます。あとは難しいところはありません。あっと忘れてました。欠落していたビス。同じピッチで同じくらいの長さのが1本しかなかったのでとりあえずそれを取り付けておきました。後で買って付けておきましょう。

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入手時、金属の立派なフードが付属していました。「F」の部分が普通のタイプです。取り付けはスプリング式(HSタイプでしょうか?)ですね。傷も多いのでよく使われたのかと思います。

掃除したレンズで試写して来ました。デジタル一眼(キヤノンEOS)と銀塩ボディ(ニコンF)を使用しました。デジタルの絵をギャラリーにUPしておきますので参考までにご覧下さい。DPPとフォトショップで少々いじってますが、なかなか良い仕上がりになっていると思います。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_nikon/jwc_test_20080908_nokkor_p_105_01.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_nikon/jwc_test_20080908_nokkor_p_105_02.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_nikon/jwc_test_20080908_nokkor_p_105_03.html

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2008年9月 6日 (土)

MINOLTA ROKKOR-TD 45mmF2.8

ミノルタROKKOR-TD 45mmF2.8のジャンク品。前玉・後玉・絞りの前後の面にカビの発生があり、そのままボディに取り付けてファインダーを覗くと、うっすら白み掛かっています。このまま撮ると寝ぼけた写真になってしまうので、カビ除去するためにちょっとだけ分解してみました。尚、カビ以外は特に問題なしです。

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とりあえず前後の玉を清掃してから、前玉側か後玉側からかどちらから分解しようか、ちょこっと考えた(ほんとにちょっとだけ:笑)のですが、やはりカニ目穴のある後玉からが無難なので、そちらからアクセスすることにしました。

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上画像のように内側にはスリ割り、外側にはカニ目穴があります。内側のスリ割りのあるリングは後玉自体を押さえているリングですね。単純な構成のレンズ(3群4枚)で後玉は2枚貼り合わせで1群を構成しています。

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カニ目に工具を当てて回すと後玉ユニットがはずれて、絞りの前後の面がお掃除できました。クリーニング液と無水エタノール、そしてブロアーで埃を飛ばして綺麗に清掃します。前玉の裏(1群目)もよく確認しておきますが、この個体は運良く問題なしでしたので、そのまま後玉ユニットを取り付けて完成となりました。なので今回の修理はとっても簡単でした。

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ミノルタX-1に取り付けて記念撮影。薄型のレンズがとってもかっこよいです。ミノルタXEにてお外で使ってきましたので試写をUPしておきます。特に問題なく写りも満足できました。

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_minolta/jwc_test_20080906_rokkor_td45_02.html

http://junkworldconn.cocolog-nifty.com/photos/gallery_minolta/jwc_test_20080906_rokkor_td45_01.html

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