COSINA

2007年11月25日 (日)

COSINA 28-200mmF3.5-5.6 MC MACRO

コシナの高倍率ズームレンズ。28-200mm。いつごろの製品でしょうか。入手時、もともとリコーのXR-8 SUPERに付属していたものでしたので、年代はボディと同じ頃のものでしょう。

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さて外観は綺麗なこのレンズもレンズはカビだらけでした。とりあえず前玉表面と後玉表面はクリーニングするも、内部のカビが気になってしかたありません。綺麗にしてあげることにします。

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銘板リングは接着されていています。運良く前玉裏にはカビいなそうですので、ユニットを外すことにして、まずは後玉側から作業することにします。

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マウントを外します。ビス4本で固定されています。黒い遮光カバーは外す必要はありません。この遮光カバーは、絞り連動レバーを押さえる役割も果たしています。外さない方が面倒なくていいです。

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絞りリングを外します。ゆっくり持ち上げて、スチールボールを確保します。弾けて飛ぶことはないと思いますが、念のためビニール袋の中で作業した方が無難です。絞りリング側にバネが入っていますが、グリスで張り付いていますので、あえて外す必要はありません。ただし無くさないように注意しましょう。

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後玉ユニットを外します。ゴム手袋などで滑り止めをして回します。簡単に外せます。すり割りがありますが、工具は必要ありません。

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後玉ユニットが外れると、本体の中にスペーサが入っているのがわかります。これを取り出し確保します。

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後玉ユニットを分解します。すり割りのあるリングを外します。ゆるみ止めもしていないので、簡単に緩みます。

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いちばん右がマウント側のレンズ。中央下がユニットの中から取り出したレンズ。これ組立時には向きがありますので、取り出す際にしっかり向きを確認しておきましょう。ちなみに横から見て厚みの薄い方がマウント側になります。各レンズ面のカビを除去しクリーニングして組立ましょう。

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では前玉ユニットに取り掛かります。ヘリコイドのゴムリングを外します。これ接着されておらず、簡単に取り外せます。次に画像のように前玉ユニットとヘリコイドにそれぞれ印を付けておきます。ヘリコイドは無限の位置にしておくのがポイント。印を付けたら2箇所のコロを外します。

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前玉ユニットをゆっくり回転させ、外れる瞬間の位置に印をつけます。

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前玉ユニットが外れました。外したコロもなくさないように保管しておきます。

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中玉ユニットを外します。画像のリングで固定されています。なおズーミングは28mm側にすると作業がやりやすいです。

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中玉ユニットの分解です。取り出したレンズのカビを除去して綺麗にします。組立はしっかりレンズを組み込みます。私はこの組み込みが甘く、光軸がずれて収差がひどくなってしまい、また分解して組立直しました。

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絞り直後のレンズ面を綺麗にします。絞りは開放にしておきましょう。反対側からも掃除して綺麗にします。あとはすべて逆順に組立れば作業完了です。

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高倍率ズームながらレンズ枚数もそれほど多くはなく、分解も組立もらくにでき、シンプルな構造になっていて、メンテナンスし易いレンズです。本レンズのマウントはペンタックスKマウント。ペンタックスのデジタル一眼レフでも遊べてしまう美味しいレンズです。

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